夜勤をする事で得られるメリット

普通の職業にはあまり存在していない特殊な勤務形態である看護師の夜勤業務は、看護師の中で好き辛いが分かれるようだ。看護師が夜勤業務を行う際には、以下のようなメリットがあり、それを好むか好まないかが左右している。

まず一つ目のメリットは、給与が高くなることだ。夜勤勤務は一般的に日勤よりも給与が高く設定されているので、同じ時間働いたとしても高い給与を期待することができる。そのため、効率よく稼ぎたい場合は、夜勤専門に働いている看護師もいるほどだ。

二つ目のメリットは、夜勤明けの時間を有効利用できることだ。夜勤明けは一般的にどの病院でも9時終業となっており、遅くても午前中には帰ることができる。また、夜勤明けの翌日は一日休みを入れる事が法律で定められているため、夜勤が増えると休日も増えることになる。そのため、プライベートな時間が確保しやすくなるのだ。

三つ目のメリットは、自分のペースで仕事がしやすいことだろう。病院での大きな処置やケアは日中に行われることが多く、余程のことがない限り、夜勤では難しい業務は少なくなる。そのため、難易度の高いケアを頻繁に行う必要がなく、自分のペースで仕事がしやすい環境だと言える。

夜勤があると不規則なシフトで働くことになるので、健康維持は難しくなるが、その分日勤では得られないメリットもある。入院病棟がある医療機関では夜勤は避けられないが、上記のようなメリットに注目してみると、決してマイナスではないことが分かるだろう。